(写真の製品とは色、裏紙の有無などが異なるものがあります)

プロペラスペーサー 
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APCプロペラ専用のハブ穴とエンジンのシャフトを正確に合わせるためのスペーサーです。

APCプロペラは高圧インジェクション成型されています。樹脂の入り口がハブの中心にあるために成型後ハブの中心にドリルで穴を開けています。ほとんどのエンジンのシャフト径に合うように穴が開けられていますが、サイズによってはエンジンのシャフト径よりも大きな穴が開いている場合があります。そのような場合このプロペラスペーサーを挿入することにより正確にエンジンシャフトの直径とハブ穴の直径を合わせることが出来ます。

また、ドリルでの穴加工は手作業のためにインジェクション成型ほどの寸法精度はありません。そのような場合は下穴を少し大きめに広げてからこのプロペラスペーサーを挿入することにより正確にプロペラの中心とシャフトの中心を合わせることが出来ます。




※上欄外はスペーサーの外径、下欄外はスペーサーの内径をあらわします。

ほとんどのエンジンのシャフト径に合うように3種類のシャフト穴径を準備しました。(M5、UNF1/4、UNF5/16)

プロペラハブ穴径には数種類のサイズがあります。上記寸法図を参考にして、プロペラとエンジンシャフト径に合ったプロペラスペーサーをお使い下さい。必要ならばプロペラスペーサーの大きさを修正して下さい。)


使用例1.
エンジンシャフト径よりプロペラの穴が大きい場合
例えばOS15LA(シャフト径5mm)にAPC8x4(ハブ穴径6.3mm)を取り付ける場合、約1mmの差があってプロペラのセンターを合わせるのが難しいので、このアダプタを使用することで正確にセンター出しが出来ます。
使用例2.
プロペラハブ穴のセンター位置の精度を上げたい場合
APCプロペラは、成型の精度を上げるためプロペラの中心部から樹脂を高圧で注入していますので、ペラのセンターに最初から穴を開けておくことができず、プロペラ中央のハブ穴は成型後手作業で開けています。そのため、時として中央に開けてあるハブ穴位置の精度が微妙に狂っていることがあります。このような場合はハブ穴を少し広げてからこのアダプタをはめ込めば、正確にシャフト穴のセンター出しが出来ます。


このプロペラスペーサーは厚さ2mmのアクリル樹脂製です、レーザーカットによる3点支持構造になっています。そのままはめ込めば自然にセンター出しが出来るようになっていますが、無理に押し込むと割れることがあります。
製品により表面に保護紙がついている場合があります。その時は保護紙をはがしてお使い下さい。水またはアルコールで少し濡らすと簡単に剥がせることが出来ます。

(注意)
このプロペラスペーサーはプロペラの重量バランスをとるためのものではありません。マグネットプロペラバランサー(品番47785)を使って重量バランスをとることにより、プロペラ本来の性能を発揮させることが出来ます。