ステビアについての疑問
1.ステビアを2セル仕様にした理由は?
2.ステビアを2セル仕様にすることによるメリットは?
3.ステビアを3セルリポで飛ばせますか?
4.ターメリックG2に使用している(同梱されている)ER-222012dと3セルリポを流用して飛ばせますか?
5.ステビアのフラップはなぜ1ピースなのですか?

1.ステビアを2セル仕様にした理由は?

ステビアはフラップ装備としたことでサーボの数が増えています。 フラップサーボは工夫をして一個にしていますが、それでも合わせて5個サーボを使うことになります。(エルロン2個、エレベーター1個、ラダー1個、フラップ1個)

ここで問題になるのが、サーボを動かした時の消費電流です。 よく使われる中・小型のアンプでは受信機・サーボ用の電源をアンプから供給するBEC(Battery Emulate Circuit=バッテリー疑似回路)を持っています。

そして多くのアンプの仕様書にBEC回路の能力として記載されているのは使用できる最大電流ですが、
実際の使用では「パワーロス」(余った電力を熱にして捨てる能力)が大切な要素となります。

これは従来のタイプ(スイッチングでないもの)のBECで、親電源からもらった電気を受信機用の5Vに落とす(降圧といいます)際に余った電力を熱にして捨てる能力のことを言います。
熱を捨てる=発熱ですが実際の発熱量は親電源の電圧に大きく左右されます。
親電源の電圧が高ければ高いほど捨てる電気の量が多くなるのでBEC回路の発熱は大きくなり、限度を超えると過熱(オーバーヒート)でチップの保護回路が働くか、保護回路無しの場合は回路が破損、どちらにしても受信機・サーボへの電気がストップしてノーコンとなってしまいます

例えば当社で取り扱っておりますタマゾーPro.C4503−3SではBEC回路のパワーロスが3Wとなっています。親電源がリポ3セル満充電ですと12.6Vですから受信機用に5Vに電圧を下げると、7.6V電圧を下げるだけの電力を熱にして捨てる訳です。その時の電力が最大3Wですからリポ3セル使用時の最大電流はオームの法則から3(W)÷7.6(V)≒0.39A(390mA)となります。たった390mA以内で5個のサーボを同時に動かすには、舵にかかる負荷にもよりますがBECの能力を超える場合があると考えます。

ところが親電源を
リポ2セルにすると、満充電時の電圧は8.4Vですから5Vに下げるには3.4Vだけ電圧を下げればよいということになります。するとこの時流せる最大電流は3(W)÷3.4(V)≒0.88A(880mA)で3セルの時の倍以上になり、同時に動かしても問題無い範囲になります。(なお、タマゾーMシリーズアンプは、一部機種を除くほとんどの機種がパワーロス5Wとなっていますので、アナログサーボ6個まで使用可能としています)
このような理由でステビアには2セル専用に開発したER-222018d(KV1800)ブラシレスモーターを同梱させていただいております。


2.ステビアを2セル仕様にすることによるメリットは?

まず、上のBEC回路の問題を外付けBECなどの余分な投資をすることなく解決できます。次に、普通は3セルリポより2セルリポの方が安いので、コストが下がります。また、3セルより2セルの方が重量が軽いので滞空性で見れば性能面で有利になります。

3.ステビアを3セルリポで飛ばせますか?
(同梱のER-222018dをリポ3セルで回すとどうなりますか?)

ステビア付属のER-222018d(2セルリポ用モーター)ブラシレスモーターは当社ER-222012d(2セル〜3セル用、KV=1200)のKV値を1800に上げて2セルで効率よく使えるようにしたモーターです。
実際に当社テストでER-222018dをリポ3セルで10x6折ペラを回しましたが50A以上の電流が流れました。この際の消費電力は600Wとなりこのモーターの規格を大きく上回っています。当然モーターの発熱も大きく、回転数も大幅に上がりますのでモーターの故障、折ペラハブやブレードの破損、さらに事故に繋がる危険性がありますので、ステビア付属のER-222018dはあくまで2セルでお使いくださるようお願い致します。

4.ターメリックG2に使用しているER-222012dと3セルリポをステビアに流用して飛ばせますか?(どうしてもリポ3セルを使いたい)

ターメリックのパワーユニットをステビアに使用することはサイズ的にもパワー的にも可能です。ただ、別項で説明したBECに関する問題が残りますので受信機、サーボ全体の消費電力とBECの能力を考えて、もし不足あるいは不安があるようでしたら、受信機・サーボは別電源にするか当社SVR3などの外付けBECを使用されるのが良いかと思います。


5.ステビアのフラップはなぜ1ピースなのですか?

当社メイスやパプリカなどのフラップは左右二枚に分かれています。このようなフラップを正確に動作させるにはディジタルサーボ2個を2チャンネルを使用して左右をミキシングして動作させなければなりません。そのためには最低8チャンネルのプロポが必要(使用するチャンネル数はエルロン2チャンネル、フラップ2チャンネル、ラダー、エレバーター、モーターコントロールの計7チャンネルですが、実際にフラップミキシングをかけるにはフラップサーボの一つを8チャンネル目に接続しなければならないので8chプロポが必要になる訳です)となり、さらに2エルロンミキシングとフラップミキシングの機能が無ければなりません。それらの機能がない入門用の6チャンネルや7チャンネルのプロポでフラップ装備のグライダーを体験していただくために独特の1ピースフラップとしました。
ステビアは入門用プロポが使えると言うことでコストを大幅に下げることが出来ますし、また1ピースフラップでサーボの数を1個少なくしたり、別項で述べたリポの2セル化による経済効果も合わせて、ステビアはフラップ装備のグライダーをできるだけ多くの皆さんに楽しんでいただこうと企画した機体です。


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